１９５９　☆　あさもりのりひこ　No.４１

　私は幼少のころ腎炎にかかって，急性腎炎と診断されました。

　中学生のときに，２度目の腎炎にかかり，このときは慢性腎炎と診断されました。

　まず，腎炎になると，食欲がなくなって，からだがだるく感じます。

　つぎに，腎炎になると，運動を禁止されます。

　中学生の時，１年間ほど，体育の時間は見学していました。

　さらに，腎炎になると，食事を制限されます。

　塩分はカットです。

　しょうゆをかけないで，冷や奴を食べていました。

　運動禁止よりも，食事制限がつらかったですね。

　慢性腎炎の病状が安定してから，父が映画に連れて行ってくれました。

　千日前国際劇場でリバイバル上映していた「ベン・ハー」を観ました。

　７０ミリの大画面で観る「ベン・ハー」は迫力満点で，心に残る映画になりました。

　「ベン・ハー」が製作されたのは１９５９年です。

　母が私を産んでくれたのは１９５９年１１月５日です。

　「ベン・ハー」も私も，生まれて５４年になります。