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憎悪の連鎖になってはならない ☆ あさもりのりひこ No.106

後藤健二さんが殺された。

痛ましい,本当に痛ましい。

 

日本政府は,2か月前から後藤さんが拘束されていることを知っていながら何もしなかった。

中田考さんと常岡浩介さんはイスラム国と直接交渉することができるのに,公安警察にふたりを監視させるだけだった。

日本政府は,中田さんや常岡さんの力で後藤さんが解放されるのを嫌ったのだ。

 

なぜ,日本政府は何もしなかったのか?

考えられるのは,つぎのふたつのパターンだ。

 

一つ目は,日本政府は無能だった。

これはありうる。

 

二つ目は,後藤さんが殺害されたら,それを日本軍を海外派兵する口実にする。

この場合,日本政府は,後藤さんを見殺しにした,ということだ。

原発事故後,福島県民を見殺しにしたように。

 

安倍晋三はつぎのように発言した。

「残虐非道なテロリストたちを私たちは絶対に許さない。

その罪を必ず償わせるため国際社会と連携していく。

日本はテロに屈することは決してない。

政府・与党の総力を挙げて日本人の安全を確保する」

威勢はいいが,できもしないことをならべ,憎悪をあおるだけのからっぽの発言だ。

 

 後藤さんの母石堂順子さんはつぎのように発言した。

『今はただ,悲しみの涙がこみ上げてくるばかりです。しかし,この悲しみが憎悪の連鎖になってはならないと,心から信じております』

 

 後藤さんの死を口実に,日本軍を海外に派兵することになったら,まっさきに反対するのは後藤健二さんだろう。