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5年 ☆ あさもりのりひこ №195

東京電力株式会社の福島第一原子力発電所が壊れて5年になる。

2011年3月,福島第一原子力発電所は,地震が原因で爆発し,原子炉の中にあった燃料棒が崩壊熱で溶け落ちて,原子炉も,原子炉格納容器も破壊された。

その結果,原子炉内から放射性物質が大量に吹き出て,福島県と関東地方にばらまかれた。

 

2011年7月末,環境放射線モニターを購入して,毎朝,奈良県橿原市でガンマ線の空間線量を測定してきた。

2011年から2015年までの5年間の放射線量の1年間の平均値はつぎのとおりである(単位はμ㏜/h,2011年は5か月間)。

 

室内1メートル

 0.0411

 0.0423

 0.0429

 0.0428

 0.0433

 

室内0メートル

 0.0443

 0.044

 0.0455

 0.0454

 0.046

 

室外1メートル

 0.0528

 0.0539

 0.0552

 0.0566

 0.0566

 

室外0メートル(地表)

 0.0681

 0.0671

 0.0671

 0.0668

 0.0673

 

おおざっぱに言うと,室内は0.04,室外1メートルは0.05,室外0メートル(地表)は0.06である。

これは変わらない。

ただし,細かく見ると,地表とそれ以外で傾向が違うのがわかる。

地表の放射線量は,5年間でほとんど変化していない。

これに対して,それ以外の3か所の放射線量は,いずれも少しずつ増えているのだ。

誤差の範囲内といえばそれまでである。

 

この放射線量の微増が何を意味しているのかはわからない。