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走る,ということ その10 ☆ あさもりのりひこ No.227

最近、月に2回、長い距離を走っている。

ひとつは、ロング・スロー・ディスタンス(LSD)である。

時速7~8キロくらいでゆっくり走り続ける。

もうひとつは、アップダウンの激しいコース21キロを時速10キロくらいのペースで走る。

 

長い距離を長い時間走るようになって、今まで誤解・誤信していたことに気づいた。

 

【脚で走る】

脚を鍛えて、鍛えた脚で走るものだと思っていた。

短い距離は脚を使っても走りきれる。

しかし、長い距離は脚を使って走ったのでは疲れて走れない。

脚の筋肉が痙攣したり、脚の筋を痛めたりする。

脚ではなく、股関節と腹筋・大腰筋を使って走ると、長い距離を走ることができる。

脚はできるだけ使わないで、股関節と腹筋・大腰筋を使って「省エネ」で走ることが肝である。

 

【ゆっくり走れば、いくらでも長い距離を走ることができる】

速く走るから疲れる、ゆっくり走ればいくらでも長い距離を走れる、と思っていた。

しかし、速度を落とすとフォームが崩れやすい。

フォームが崩れると、からだのあちこちに不調・不具合が発生する。

へんなとこが痛くなったりする。

正しいフォームが大切である。

そういう意味では、スピードを上げて走った方が、フォームが安定して長い距離を走ることができる、ともいえる。

とにかくゆっくり走れば長い距離を走れる、というものではない。

 

【のどが渇くから、水を飲む】

のどが乾くから水を飲む、のどが乾かないなら水を飲まなくてもいい、と思っていた。

しかし、水分の補給は、脱水症状にならないためにも、筋肉が痙攣しないためにも必要である。

長い距離を走る場合、のどが乾かなくても一定の間隔で継続的に水分を補給しなければならない。

そして、痙攣などの症状が出てからでは手遅れなので、痙攣する前に、早めに水分を補給する必要がある。

 

長い距離を走って、はじめてわかることがある。

 

やってみないとわからないものだ。