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「めまい」は好きな映画だ。
1958年制作、アメリカ・パラマウント映画。
監督はアルフレッド・ヒッチコック。
主演は、ジェームズ・スチュアートとキム・ノヴァク。
ジェームズ・スチュアート演じる元刑事スコティは高所恐怖症である。
この高所恐怖症からくる「めまい」がストーリーの重要な要素で、映画の原題になっている。
キム・ノヴァクは、スコティの友人の妻マデリンと大学生ジュディの二役を演じている。
スコティがジュディをマデリンそっくりに作っていく過程が美しくてこわい。
ホラー映画ではないが、不可思議な謎につつまれたストーリーである。
とにかく、ラストの切れ味が恐ろしい。
朝守は、高所恐怖症ではない。
立ちくらみは経験したことはあるが、「めまい」はなかった。
ところが、7月10日(日)の朝、目が覚めて、布団から起き上がろうとしたときに「めまい」に襲われた。
部屋がグルグル回って、平衡感覚を失って、布団に尻餅をついてしまった。
その時は、すぐに治まったので、何だったんだろうと思いながらも、明日香村トレイルランに出場して、山道を21キロ走った。
しかし、それから、寝起きに「めまい」が起こることが続いた。
ひどいときには、夜中に寝返りを打って頭を動かしただけで、部屋がグルグル回る。
動画を撮影しながらカメラを左右に早く動かしすぎると、画面が流れるが、そんな感じで世界が不安定に流れるのだ。
しばらくすると「めまい」は治まるが、船酔いした感じで、しばらく気分が悪くて食欲もない。
昼間に「めまい」は起こらないが、夜もおちおち眠れないので、7月15日(金)に、いつもの接骨院で柔道整復師のマスターに症状を訴えた。
彼によると、20キロ、30キロと長い距離を浅い呼吸で走ることに身体が慣れてきたが、脳が慣れていないので「酸欠」になったのだという。
顔面に鍼をしてもらって、脳に酸素を送る方法を教えてもらう。
それは、長く息を吐き続けるのだ。
ゆっくりと、20秒くらい息を吐き続ける。
そして、空気を吸う。
これを繰り返すと、脳に酸素が送られる。
「めまい」止めの漢方薬を飲んで、息を吐く呼吸法を続けたら「めまい」は治まった。
漢方薬は飲まなくなったが、息を吐く呼吸法はときどき続けている。
われらに自由を!
脳に酸素を!
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にしな (火曜日, 09 8月 2016 14:12)
「それは、長く息を吐き続けるのだ。
ゆっくりと、20秒くらい息を吐き続ける。 」
これはヨガの呼吸法ですね。
暑い夏、先生、お体お大事に!
朝守令彦 (火曜日, 09 8月 2016 16:17)
そうなんですね。
ヨガか。
仁科さんはヨガをしてるんだ。
長く息を吐き続けて、しなやかに。