〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
近鉄 大和八木駅 から
徒歩3分
☎ 0744-20-2335
業務時間
【平日】8:50~19:00
【土曜】9:00~12:00
2月25日(土)、大阪伊丹空港から長崎空港で乗り換えて、五島福江(つばき)空港に入る。
7時間の旅である。
空港からバスで福江港に移動して、五島つばきマラソンの前日受付を済ませる。
福江港からバスに乗って50分で「遣唐使ふるさと館」に着く。
「遣唐使ふるさと館」は五島つばきマラソンのスタートとゴールの会場である。
「遣唐使ふるさと館」から歩いて10分弱で民宿「西光荘」に着く。
海の幸をたらふく喰って、レースに備えて早く寝る。
2月26日(日)、「西光荘」から「遣唐使ふるさと館」まで歩く。
天気はくもり、最高気温12度の予想。
マラソンにとってはいいコンディションである。
ただ、風が強い。
午前8時45分から開会式がある。
五島市の野口一太郎市長の挨拶がある。
野口一太郎市長は五島つばきマラソンのフルマラソンにエントリーしているランナーである。
午前9時スタート。
奈良マラソンは最初の10キロが遅かったので、今回は遅くならないようにいつものペースで走り始める。
最初の5キロを31分で通過する。
ペースは悪くない。
しかし、右膝に違和感がある。
だんだん右膝の外側が痛み出す。
ヤバイ!
このままでは、完走どころか中間地点にすらたどり着けないのでは、と不安がよぎる。
足裏の着地点(接地点)が親指の付け根になるように、体重が足裏の外側ではなく内側にかかるように意識して走る。
フォームを修正すると、痛みが和らぐ。
とにかく、中間点を目指す。
右膝の外側の痛みは、ひいたかと思うとまた痛み出す、という状態を繰り返す。
そうこうするうちに、左脚のふくらはぎが張ってくる。
中間点まで2時間30分かかった。
上り坂は大丈夫なのだが、下り坂は右膝の外側が痛む。
とにかく、28キロ地点を目指す。
去年の五島つばきマラソンは、28キロ地点で走れなくなって、あとは歩いた。
奈良マラソンも28キロ地点で脚が止まった。
魔の28キロである。
なんとしてでも28キロは通過したい。
痛む右膝と左ふくらはぎを動かして、1キロ、また1キロと進んでいく。
なんとか28キロ地点を通過!
つぎは29キロ、そのつぎは30キロ、という具合に1キロずつ目標をのばして走り続ける。
右膝の外側の痛みは消えない。
スピードはだいぶ落ちてしまった。
五島つばきマラソンは、給水所(エイド)が多い。
給水所で水分を補給する。
給水所では、水分以外にも、かんころもち、ミディトマト(五島ルビー)、バナナ、梅干しなどを食べて栄養を補給する。
給水所のスタッフ(島の人)はランナーのゼッケンと名前と住居地の一覧表を持っている。
朝守は403番である。
スタッフの人々はゼッケンを見て
「あさもりさん!」
「奈良から!」
と声をかけてくれる。
沿道には、地元の人々(老若男女)が
「がんばれ!」
「ファイト!」
と応援してくれる。
この「もてなし」と「応援」が五島つばきマラソンの魅力のひとつである。
地元の人々の声援に応えながらどうにか走り続ける。
35キロを過ぎると、走っているものの、スピードダウンしてしまって、早足で歩いた方が速い。
しかし、歩きたくないので、遅くても走り続ける。
粘りに粘って40キロまで走ったが、右膝の外側が痛くて走れなくなる。
走行時間も6時間30分を過ぎている。
制限時間は7時間である。
このままでは制限時間をオーバーしてしてしまう。
最後の2キロは早足で歩いた。
ラスト200メートルはなんとか走ってゴール。
タイムは6時間56分28秒(去年は6時間43分37秒)。
制限時間ギリギリであった。
右膝の外側が痛くなっても、フォームを修正して走り続けることができたのは収穫である。
しかし、タイムは全然だめだ。
最後に歩いたのも無念である。
トレーニングして、この経験を次のレースに活かす。
お楽しみはこれからだ。
コメントをお書きください
山崎 靖子 (土曜日, 04 3月 2017 22:27)
完走おめでとうございます。
椿マラソンは完走者の一覧表を発表しているんですね。
本当にお疲れ様でした。
朝守令彦 (月曜日, 06 3月 2017 18:10)
山﨑さん、コメントありがとうございます。
一応、制限時間内にゴールにはたどり着けました。
収穫よりも課題の多いレースでした。
また、一から練習します。
やまちゃん (水曜日, 08 3月 2017 07:34)
おはようございます。
つばきマラソン完走おめでとうございます。
今年は最多の出走者とネットニースで知りました。
また次の大会に向けて練習ですね。
私も頑張ります。
朝守令彦 (水曜日, 08 3月 2017 09:02)
やまちゃん、コメントありがとうございます。
五島つばきマラソンは「最多の出走者」だったんですね。
知りませんでした。
しかし、それでも、募集の定員には達しませんでした。
これからのマラソン大会の運営のむつかしさを感じます。
さあ、次のレースが待っています。
お互いがんばりましょう!