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なら法律事務所
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「明日できることは、今日やらない」
遠藤周作の言葉らしい。
時間に追われ、仕事に追われている者にとって、魅惑の言葉である。
しかし、この言葉を実践していると、どんどん仕事が溜まってくる。
やらなければならないことはわかっている。
しかし、モチベーションが湧かないので後回しにする。
これが負のスパイラルとなって旋回する。
仕事が山のようにあって、仕事がたまるパターンがある。
モチベーションが湧かないので仕事がたまるパターンがある。
どちらも「やる」しかないのであるが、後者はそのきっかけが難しい。
やらなければならない。
しかし、なかなかできない。
悶々としながら時間だけが過ぎていく。
こういうパターンは何回も経験している。
「何回も経験している」ということは「進歩がない」ということである。
このどうにもならない局面を打開するのは、最後は「怒り」である。
いつまでもウジウジと逃げている自分自身に腹が立ってくる。
腹が立った勢いで「えい!や!」と局面を突破する。
そして、仕事が進み出す。
いつもそうだ。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で、千尋たちがロープを引っ張って、オクサレ神の身体から捨てられた自転車を引き抜くシーンがある。
自転車が引き抜かれると、次から次へといろんな廃棄物がドドドッ―と溢れ出てくる。
あんな感じである。
仕事は廃棄物ではないが、自分の中に溜まっていた不満が一気にブゥアーと噴出する感覚がある。
仕事が進み出すと、「よきかな」という気分である。
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