〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
近鉄 大和八木駅 から
徒歩3分
☎ 0744-20-2335
業務時間
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【土曜】9:00~12:00
2017年12月10日(日)、第8回奈良マラソンである。
奈良マラソンを走るのは、2回目。
去年は、脚が動かなくなって、30キロ地点でバスに拾われた。
午前3時に起きて、朝飯を喰い、始発の急行に乗る。
鴻池陸上競技場には午前7時すぎに着いた。
去年は、手荷物預かり所が長蛇の列で、集合時間に間に合わず、競技場内に入れないで、競技場外でスタートを待った。
今年は、さっさと荷物を預けて、競技場外でウォーミングアップする。
午前8時に競技場内に入る。
スタートのブロッグは「J」
顔見知りの裁判所書記官のおふたりと話しながらスタートを待つ。
鴻池陸上競技場の空は曇っていて、寒い。
競技用のウインドブレーカーを着て寒さを凌ぐ。
午前9時にスタートの花火がドーンと上がる。
競技場を歩いて、スタートラインに達するまでが長い。
とにかく1万人のランナーが犇めき合っている。
尿意を催して、トイレに行く。
ウインドブレーカーを脱いで、腰に巻く。
そんなこんなで、スタートラインを跨いだのは、号砲が鳴ってから12分後であった。
走り出すと晴れ間が覗いて暖かいくらいである。
1キロを7分弱のペースで走る。
奈良市役所前では、奈良弁護士会のゆるキャラ「こまちゃん」が応援している。
市役所前の道路がランナーで埋め尽くされているのは壮観である。
10キロ地点を1時間10分弱で通過する。
15キロを過ぎたあたりでトイレに行って、給水する。
白川ダムの北門が開いている。
白川ダムを越え、白川大橋を渡る。
20キロ地点は2時間20分強で通過。
ここまでは想定どおりのペースである。
天理市内に入って、左膝の上の筋肉(左太腿の前)が張ってくる。
ランニングフォームをチェックする。
左膝(左太腿)の張りが治まると、右ふくらはぎが張ってくる。
ランニングフォームをチェックする。
天理大橋北詰の交差点を折り返す。
右ふくらはぎの張りが治まると、また左膝の上の筋肉(左太腿の前)が張ってくる。
天理市内の豊井町の交差点を曲がって、山辺幼稚園の交差点に向かう直線で、張りの痛みが増して攣りそうになる。
やむなく歩いて、回復を待つ。
歩いては、走り、走っては、歩く、をくり返すが、痛みは去らず、走りは復活しない。
白川ダムを歩いて越え、高樋町の交差点を歩いて通過する。
ほとんどのランナーが疲れ切って歩いている。
ランナーがぞろぞろと歩いている光景は、敗残兵の行進のようである。
納戸原のバス停でタイムアウト。
34キロ地点、4時間48分が過ぎたところで止められた。
アスファルトに座り込む。
日が差しているとポカポカと暖かく、ドッと疲れが出て、眠くなる。
日が陰ると、寒くてブルブルと震え出す。
ヨシケイの車が止まって、疲れ切ったランナーにヴァームウォーターを無料で配ってくれる。
山村町のバス停まで歩いて、バスに収容される。
鴻池陸上競技場に着いたときは午後3時30分を過ぎており、競技場内はスタッフがいるだけで、シンとしている。
足を引きずって、手荷物預かり所に辿り着く。
荷物は数が少なくなっていて、1か所に集められている。
更衣スペースは、もうない。
手荷物預かり所の端っこで、そそくさと着替えをする。
近鉄奈良駅までトボトボと歩く。
無念・・・
さて、『五島つばきマラソン』まで、あと73日である。