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奈良マラソン2017 ☆ あさもりのりひこ No.483

2017年12月10日(日)、第8回奈良マラソンである。

奈良マラソンを走るのは、2回目。

去年は、脚が動かなくなって、30キロ地点でバスに拾われた。

 

午前3時に起きて、朝飯を喰い、始発の急行に乗る。

鴻池陸上競技場には午前7時すぎに着いた。

去年は、手荷物預かり所が長蛇の列で、集合時間に間に合わず、競技場内に入れないで、競技場外でスタートを待った。

今年は、さっさと荷物を預けて、競技場外でウォーミングアップする。

午前8時に競技場内に入る。

スタートのブロッグは「J」

顔見知りの裁判所書記官のおふたりと話しながらスタートを待つ。

鴻池陸上競技場の空は曇っていて、寒い。

競技用のウインドブレーカーを着て寒さを凌ぐ。

 

午前9時にスタートの花火がドーンと上がる。

競技場を歩いて、スタートラインに達するまでが長い。

とにかく1万人のランナーが犇めき合っている。

尿意を催して、トイレに行く。

ウインドブレーカーを脱いで、腰に巻く。

そんなこんなで、スタートラインを跨いだのは、号砲が鳴ってから12分後であった。

 

走り出すと晴れ間が覗いて暖かいくらいである。

1キロを7分弱のペースで走る。

奈良市役所前では、奈良弁護士会のゆるキャラ「こまちゃん」が応援している。

市役所前の道路がランナーで埋め尽くされているのは壮観である。

10キロ地点を1時間10分弱で通過する。

15キロを過ぎたあたりでトイレに行って、給水する。

白川ダムの北門が開いている。

白川ダムを越え、白川大橋を渡る。

20キロ地点は2時間20分強で通過。

ここまでは想定どおりのペースである。

 

天理市内に入って、左膝の上の筋肉(左太腿の前)が張ってくる。

ランニングフォームをチェックする。

左膝(左太腿)の張りが治まると、右ふくらはぎが張ってくる。

ランニングフォームをチェックする。

天理大橋北詰の交差点を折り返す。

右ふくらはぎの張りが治まると、また左膝の上の筋肉(左太腿の前)が張ってくる。

天理市内の豊井町の交差点を曲がって、山辺幼稚園の交差点に向かう直線で、張りの痛みが増して攣りそうになる。

やむなく歩いて、回復を待つ。

 

歩いては、走り、走っては、歩く、をくり返すが、痛みは去らず、走りは復活しない。

白川ダムを歩いて越え、高樋町の交差点を歩いて通過する。

ほとんどのランナーが疲れ切って歩いている。

ランナーがぞろぞろと歩いている光景は、敗残兵の行進のようである。

納戸原のバス停でタイムアウト。

34キロ地点、4時間48分が過ぎたところで止められた。

アスファルトに座り込む。

日が差しているとポカポカと暖かく、ドッと疲れが出て、眠くなる。

日が陰ると、寒くてブルブルと震え出す。

ヨシケイの車が止まって、疲れ切ったランナーにヴァームウォーターを無料で配ってくれる。

 

山村町のバス停まで歩いて、バスに収容される。

鴻池陸上競技場に着いたときは午後3時30分を過ぎており、競技場内はスタッフがいるだけで、シンとしている。

足を引きずって、手荷物預かり所に辿り着く。

荷物は数が少なくなっていて、1か所に集められている。

更衣スペースは、もうない。

手荷物預かり所の端っこで、そそくさと着替えをする。

 

近鉄奈良駅までトボトボと歩く。

無念・・・

 

 

さて、『五島つばきマラソン』まで、あと73日である。