春眠暁を覚えず＠事務局より

 

皆さんこんにちは。今日は事務局担当日です。

 

毎日少しずつ暖かくなり桜の蕾も膨らんできましたね。

 

この季節になると，昔，学生の頃に覚えた

「春眠暁を覚えず」という言葉が頭をよぎります。

 

 

正確には，『春暁』という漢詩の一部ですが 

 

春眠不覚暁　処処聞啼鳥　夜来風雨声　花落知多少 

 

現代語に訳すと，

 

春はぐっすり眠れるものだから、夜が明けたのに気づかず寝過ごしてしまった。

あちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえる。

昨晩は、風や雨の音がしていたが花はどれくらい落ちてしまっただろう。

 

というような意味です。

 

 

春の心地よい朝寝坊をうたった詩で，

私も休みの日はゴロゴロ朝寝坊を満喫したいのですが，最近は寝付きが悪かったり，

眠りが浅いのか早い時間に目が覚めてしまうことがあります。

 

数年前までは，布団に入り横になると１０分程度で眠りに落ちていたのが

嘘のようです(-_-;)

 

私たちが眠っている間には成長ホルモンが分泌されていますが，

成長ホルモンには身体のダメージを修復させたり，

筋肉や骨の細胞を増やす働きがあり，免疫力も高まります。

 

また，このホルモンは別名「痩せホルモン」とも呼ばれ，

体内に蓄積されている脂肪を分解させる働きもあるそうです。

 

消費カロリーは一晩約300キロカロリー（ご飯１膳半）程度ですが，塵も積もれば・・・！

 

 

睡眠の質を上げる方法は，

 

・就寝前に照明を暗めにする

 

・就寝１時間前からは青色光（ブルーライト）が出るパソコンやスマートフォンの

　ディスプレイを見ない

 

・食事は就寝３時間前までに済ませる

 

・就寝１時間前に入浴して深部体温（身体の内部の温度）を上げる

 

などがお勧めのようです。 

 

特に，最後の深部体温について補足しておくと，

深部体温が上がった状態から，下がるタイミングで眠気が訪れるそうです。

深部体温が下がるにはおよそ１時間かかるため，就寝直前の入浴は体温が下がりきらない

状態で入眠するので逆効果とか。

 

ここ最近寒かったので，寝る直前に入浴して身体を暖めていた私は，まさしく逆効果の

方法を取っていた訳です(-_-;)

 

皆さんも良い睡眠を<(_ _)>