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FUJIサポート その3 ☆ あさもりのりひこ No.1357

2023年4月23日午前8時46分、フィニッシュ。

タイムは、42時間01分27秒。

妻は、ウルトラトレイル・マウントフジを完走した。

 

ウルトラトレイル・マウントフジをサポートして感じたことを書いておく。

1 天候

  2019年は寒かった。

  降雪のためにレースは途中で中止になった。

  2022年は暑かった。

  最高気温は25℃で、寒暖の差が厳しかった。

  今年は、暑すぎず、寒すぎず、で絶好のコンディションであった。

  ランナーにとっては天の恵みである。

2 サポートバッグ

 今回は大会本部から専用のサポートバッグが配布された。

 オレンジ色の四角い大きな鞄である。

 サポートエリア内には、このサポートバッグしか持って入れない。

 サコッシュもダメである。

 朝守はサコッシュをサポートバッグの中に入れて持って入った。

 サポートバッグはかなりデカイ。

 しかし、折り畳み椅子、折り畳みマット、着替え、食糧、水、保冷バッグなどを入れるとパンパンになった。

 いろいろ詰め込むとズシリと重いし、チャックが壊れそうになる。

 サポートエリアに持ち込むものは厳選した方がいい。

3 パーソナル・サポート・エリア

  F2麓

   電波の入りが悪いのか応援naviが正確に作動しない。

  F4富士河口湖町精進湖

   スタートして73.1㎞なので、ランナーもサポーターも多い。

   駐車場が狭いので、駐車するのに待たなければならない。

   待機時間を考えて、早めに現地に着く方がいい。

  F5富士急ハイランド

   富士山パーキングは駐車料金が有料になった(事前に申し込んでおく必要がある)。

   富士山パーキングからサポートエリアまで少し歩かなければならない。

F7山中湖きらら

   スタートして124.7㎞、ランナーもばらけている(リタイヤしたランナーもいる)のでサポートエリアは空いている。

   駐車場の入口がわかりにくいので要注意。

4 「道の駅なるさわ」と「スーパーオギノ」

  現地での買い物は「道の駅なるさわ」がオススメである。

  新鮮な果物が手に入る。

  冷凍だが地元で採れたブルーベリーも大変良かった。

  もう一つのオススメは「スーパーオギノ」である。

  地元富士山で採れたミネラルウォーターが豊富に揃っている。

  よつ葉乳業のヨーグルトも置いてある。

  糠漬けもある。

  ただし、糠漬けは、漬け物コーナーではなく、惣菜コーナーに置いてあるので要注意。

5 いちご、トマト、りんご、ブルーベリー、ヨーグルト

  ランナーの補給食としてフルーツヨーグルトは欠かせない。

  ヨーグルトは栄養満点の完全食品である。

  「道の駅なるさわ」では新鮮な果物が手に入る。

  冷凍の果物よりも生の果物をランナーに食べさせたい。

  ブルーベリーだけは季節が早いので冷凍のものを使った。

  しかし、山梨県南都留郡鳴沢村のブルーベリーは大粒で大変おいしかった。

  果物とヨーグルトを持ち運ぶので、保冷剤と保冷袋は必要である。

  保冷剤と冷凍ブルーベリーは、紅富士荘の冷凍庫を使わせていただいた。

いちご、トマト、りんご、ヨーグルトは、紅富士荘の冷蔵庫に保管しておいて、その都度1回分だけ持ち出した。

6 自宅から持って行った食糧

ライ麦パン(プンパーニッケル(ペーマ)、フォルコンブロート(ペーマ))

リトアニアのオーガニックスープ(ミネストローネ、トマト)

発芽玄米豆乳きのこリゾット、梅醤発芽玄米番茶粥(オーサワジャパン)

コーンポタージュ、クリームスープ(秋川牧園)

どれも垂涎の逸品である。

そして、疲れたときは、これ!

レバコールα(日邦薬品工業)でござる!!

7 紅富士荘の位置

  紅富士荘を西に進むとF2麓、F4富士河口湖町精進湖があり、東に進むとF5富士急ハイランド、F7山中湖きららがある。

  一番遠いF2麓まで40~50分、一番近いF5富士急ハイランドまで10~15分で行くことができる。

  4つのサポート地点をそれぞれ往復するので、紅富士荘は絶好の位置にあるといえる。

8 鈴鶏舎

  山梨県南都留郡富士河口湖町小立4400に「鈴鶏舎」(すずけいしゃ)がある。

  「鈴鶏舎」では、シャモ(軍鶏)を平飼いしていて、シャモの卵で作ったプリンを売っている。

  「鈴鶏舎」の前の山道はウルトラトレイル・マウントフジのコースである。

  妻がレース中に「鈴鶏舎」を見つけたので、レース終了後に行ってみた。

  プリンは、スタンダードとプレミアムの2種類がある。

シャモの卵を使ったパウンドケーキもある。

プレミアムプリンを食した。

濃厚で美味しかった。

9 レンタカー

  レンタカーは、トヨタレンタカー富士河口湖店でプリウスを借りた。

  トヨタレンタカー富士河口湖店の入口の近くに柱がある。

その柱のコンクリートの基礎部分にバンクシーの絵が描いてある。

バンクシーの絵は、去年は1つだった。

  今年は、2つに増えていた。

  バンクシーの絵は本物のように見えた。

10 今回、サポートしたのは、4月21日(金)午後8時から4月22日(土)午後8時までの24時間。

  妻が走りきった42時間の約6割である。

  24時間の中で、4か所のエリアでサポートしたことになる。

  サポートの鉄則は、ランナーよりも早くサポートエリアに着くことである。

  ランナーがサポートエリアに着いているのに、サポーターが来ていないという場面は絶対に避けなければならない。

  応援naviが不正確であることからヒヤッとしたが、今回もランナーよりも到着が遅れることはなかった。

 

  そして、完走できたんだから、言うことないよね。